稲村亜美が5人制野球代表決定戦に出場 “本業”とのスケジュールは「マネジャーさんと相談(笑)」

[ 2022年7月16日 19:42 ]

<ベースボール・ファイブ日本代表決定戦第1日>守備機会に備える東京ヴェルディ・バンバータの稲村亜美
Photo By スポニチ

 男女混合5人制の手打ち野球「ベースボール・ファイブ(B5)」初の日本代表決定戦が16日、都内で開幕した。動画選考を通過した8チームが2組に分かれ、1次リーグの総当たり戦を実施。タレントの稲村亜美(26)を擁する東京ヴェルディ・バンバータは3戦全勝で、あす17日の準決勝へ進出した。優勝チームは記念すべき第1回アジア・カップ(8月、マレーシア・クアラルンプール)に派遣される。

 稲村は全3試合に出場し、適時打もマークするなどチームの勝利に貢献。守備では二塁ベース付近を守る中間野手(ミッドフィルダー)としてフィールディングもこなした。日の丸の座まで、あと2勝に迫り「打撃がまだまだの部分があるので課題。周りに助けてもらってばかりだったので、明日は“自分も活躍しました!”と言えるようなプレーを見せたい。日本代表になることを目標に戦います!」と抱負を口にした。

 日本代表になれば、タレント業との“二刀流”となる。「チャレンジできる楽しさを感じている」と魅力を語る一方、スケジュール調整も必要となり「(タレントとしての)仕事もあるのでマネジャーさんと相談します」と笑った。

 ▽ベースボール・ファイブ(B5) 野球を簡略化した新アーバンスポーツ。WBSCが17年、野球・ソフトボール振興の一環として発表した。元々はキューバの街中で「クアトロ・エスキーナス(4つの角)」という名称で遊ばれていた手打ち野球が原点。日本ではBFJとJSAが合同で公式事業などを行う。

 ▽B5の主なルール 1試合5イニング制。1チーム5人制で、選手登録は8人(控え3人)まで。公式国際大会では男女混合とし、守備では男女それぞれ2人ずつ以上がフィールドに立つ必要がある。守備位置は一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手のほか、二塁ベース付近を守る中間野手(ミッドフィルダー)がある。打撃は自らボールをトスで手打ちする。本塁から斜め4・5メートル以内でバウンドすると反則打球としてアウト。空振り、ファウルは1球でアウトとなる。打球がフェアゾーンで一度もバウンドせずにフェンスに触れることや、フェンスを越えた場合も反則打球。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月16日のニュース