DeNA・知野がウォーターダイブで「監督賞」受賞

　DeNAの知野直人内野手が16日、ヤクルト戦前のグラウンド上でのミーティングで「監督賞」を受賞した。

　三浦大輔監督が突然知野に「監督賞　知野」と記されたのし袋を渡すと、ナインは大盛り上がり。渡された本人も驚きの表情を見せながら、そのままナインに向けてあいさつした。

　知野は雨天中止となった前日の15日のヤクルト戦で、中止決定後にファンを喜ばせるためにグラウンドに登場。一塁ベースに向けてのヘッドスライディングをはじめ、ダイヤモンドを1周しての本塁へのヘッドスライディングなどの「ウォーターダイブ」を決めて盛り上げた。

　一塁に到達したときには、3月25日の広島との開幕戦で自身がミスした守備のプレーを再現。ベンチのナインの笑いも誘っていた。　前日、三浦監督はパフォーマンスを見届け「知野はしっかりアピールしてくれました。出し切ったから（出場選手登録）抹消でいいか？と聞いたら“まだまだです”と。まだこんなものじゃないでしょう。プレーも」と笑顔を見せていた。知野の「熱演」が指揮官の心に響いた形となった。