巨人、悪夢の1イニング9失点 4回で0―11 現在2位もこの日の結果しだいで4年ぶり5位転落も

[ 2022年7月16日 15:30 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年7月16日    東京D )

<巨・広>3回、長野に満塁ホーマーを浴び、ガックリの戸根 (撮影・光山 貴大)
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 巨人は広島戦(東京D)で投手陣が4回までに11失点。この日の結果しだいで現在の2位から一気に5位転落もある試合で極めて厳しいスタートとなった。

 中6日で来日初勝利を目指して先発したアンドリースが2回、長野に今季1号となる左越えソロを許して先制されると、0―1で迎えた3回には先頭の相手先発右腕・森下から5連打され、この回1死も取れずに0―4の時点で降板した。

 2番手として無死二、三塁の場面で登板したのは左腕・戸根。だが、最初に打席へ迎えた坂倉に死球を与えると、続く長野には2打席連発となる2号満塁弾をバックスクリーンへ叩き込まれて0―8。広島は攻撃の手を緩めず、結局、この回打者13人で8打数連続を含む9安打で9得点の猛攻となった。

 4回も戸根が続投したが、先頭の主砲マクブルームに12号ソロを許して計11失点。その一方、打線は相手先発右腕・森下に3回までパーフェクトに抑えられている。

 巨人は現在今季8度目の3連敗中。4月28日には最大11あった貯金をすでに吐き出し、前夜の時点で269日ぶりの借金2となっている。コロナ禍に見舞われている首位ヤクルトとは13ゲーム差だが、2位・巨人から5位・DeNAまでは0・5ゲーム差に4チームがひしめく大混戦。この日の結果しだいでは4年ぶりの5位に転落する。

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2022年7月16日のニュース