巨人 2番手戸根も広島の猛攻止められず 長野の満塁弾含む2発被弾、2回5失点で降板

[ 2022年7月16日 16:00 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年7月16日    東京D )

<巨・広>3回、長野(左)に満塁本塁打を浴びた戸根(撮影・河野 光希)
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 巨人の8年目左腕、戸根千明投手(29)が広島戦(東京D)に2番手として登板。2018年まで巨人に在籍した長野久義外野手(37)に満塁アーチを浴びるなど2回6安打5失点とリリーフに失敗した。

 先発右腕のアンドリースが2回、長野に今季1号となる左越えソロを許して先制されると、0―1で迎えた3回には先頭の相手先発右腕・森下から5連打され、この回1死も取れずに0―4の時点で降板。戸根はなおも続いた無死二、三塁の場面で2番手として登板した。

 だが、最初に打席へ迎えた坂倉に死球を与えて再び無死満塁となると、続く長野には1ストライクからの2球目、逆球となった外角への144キロ直球を打たれた。打球はバックスクリーン右へ飛び込む2打席連発の2号満塁弾。これで0―8となった。広島は攻撃の手を緩めず、結局、この回打者13人で8打数連続を含む9安打で9得点の猛攻となった。戸根は4回も続投。だが、先頭の主砲マクブルームに1ボール2ストライクからの6球目チェンジアップを左中間スタンドへ12号ソロとされ、0―11となった。

 戸根は3―11で敗れた7日のヤクルト戦(東京D)で2回2/3を投げ1失点、0―13で敗れた13日の阪神戦(甲子園)では3回2/3を投げ1失点しており、これで3試合連続失点となっている。

 この日の投球内容は2回で打者13人に対して52球を投げ、6安打5失点。2三振を奪い、無四球1死球だった。

 なお、前夜の広島戦では2―2で迎えた延長11回に7番手右腕・菊地が磯村に2号満塁アーチを浴びて3―6で敗れている。

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2022年7月16日のニュース