大谷4打数無安打 エ軍、カーショーの前に沈黙…借金今季最多13 「大谷しか勝てん」登板日以外12連敗

[ 2022年7月16日 13:41 ]

インターリーグ   エンゼルス1-9ドジャース ( 2022年7月15日    アナハイム )

エンゼルスの大谷翔平
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が15日(日本時間16日)、本拠地アナハイムで行われるドジャース戦で「2番・DH」で先発。4打数無安打に終わった。ドジャースの先発で過去3度のサイヤング賞を受賞しているレジェンド左腕、クレイトン・カーショー投手(34)に対し、打線は7回まで無安打と大苦戦。1-9で敗れた。借金は今季最多の13となった。大谷が登板しない試合に限っては12連敗となった。

 ドジャースはナ・リーグ西地区で現在首位。先発でオールスター戦でナ・リーグ先発候補にも挙がる左腕カーショーは7回まで完全投球される苦しい展開。大谷は過去2度対戦し5打数無安打、1三振に封じられていた。この日の第1打席は見逃し三振、第2打席は遊ゴロ、第3打席は空振り三振だった。第4打席は2番手・モロンタの前に三ゴロに倒れた。

 打線はカーショーの前に7回まで出塁すらできず、無安打と苦しんだが、8回にレンヒーフォが左翼線二塁打を放って完全試合を阻止した。この日は同じLAを拠点に置くチーム同士の対戦となった「フリーウエーシリーズ」で、スタンドの半分以上がドジャースファンで埋まり、チケットは今季4度目の完売。レンヒーフォが「阻止打」を放つと、カーショーへの好投への敬意も含めて球場全体から大きな拍手が贈られた。

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