巨人4位転落 2位から一気2段落ち 11失点惨敗後ナイターでDeNAが勝利 ヤクルト以外5球団が借金

[ 2022年7月16日 22:05 ]

セ・リーグ   巨人4―11広島 ( 2022年7月16日    東京D )

<巨・広>5回、ベンチでうつむく原監督(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 巨人が前日までの2位から一気に4位まで転落した。巨人の4位は試合がなかった今年5月11日以来66日ぶり。

 巨人はこの日デーゲームで行われた広島戦(東京D)で2018年まで在籍していた長野に1号先制ソロ、2号満塁弾と10年ぶりの2打席連続アーチを被弾するなど投手陣が4回までに11失点。今月3度目&今季9度目の2桁失点で完敗し、4年ぶりの借金3となった。この時点で広島に抜かれ、2位陥落が確定。中島のサヨナラ打で勝利した5月17日の広島戦(宇都宮)で単独2位に浮上してから守ってきた2位以上の座から転がり落ちた。

 そして、ナイターで行われた2試合でまずはDeNAがヤクルト戦(横浜)に3―2で9回サヨナラ勝ち。この時点で巨人の順位は4位となった。その後、阪神が中日戦(甲子園)の9回に追いつき、1―1で延長戦に突入。阪神が勝てば巨人は2018年7月6日以来1471日ぶりの5位転落となるところだったが、阪神が1―3で敗れたため巨人は4位となった。

 巨人は4月28日に最大貯金11としていたが、7月2日に初めて使い果たして貯金ゼロ。同14日に行われた阪神との伝統の一戦(甲子園)で2試合連続零敗を喫し、3年ぶり負け越しでシーズンを終えた昨季最終戦の10月24日以来263日ぶりとなる借金生活に突入していた。なお、巨人は5月20日には単独首位だった。

 また、首位独走のヤクルトはこの日敗れてもいまだ貯金23。単独2位に浮上した広島も借金2で、ヤクルトを除く5チームが借金生活という異常事態が続いている。

続きを表示

2022年7月16日のニュース