阪神・才木、完全復活印象付ける6回4安打1失点 「お客さんがいっぱいいる中で投げるのは気持ちがいい」

[ 2022年7月16日 23:11 ]

セ・リーグ   阪神1―3中日 ( 2022年7月16日    甲子園 )

<神・中>6回2死一、二塁、平田を遊直に抑え、遊撃手・中野(51番)とタッチをかわす才木(撮影・坂田 高浩)
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 先発した才木は先発の役割を果たした。19年5月12日の中日戦以来となる甲子園のマウンドで好投を演じた。

 「梅野さんと組むのは2回目だったので、うまく配球、リードしてくれたおかげでピンチも何回か作ってしまったんですけど最少失点で抑えることができてよかった」

 抜群の立ち上がりだった。初回、先頭の大島を152キロの直球で遊ゴロに仕留めると、岡林はフォークで見逃し三振。2死から木下もスライダーで空振り三振に斬った。しかし、2回1死一塁で高橋に三塁線を破られた打球のクッション処理を陽川が誤って、一塁走者に生還され先制点を献上(記録は二塁打と左翼の失策)。それでも、なお続いた1死三塁のピンチでは後続を断って追加点を防ぎ、その後はスコアボードに0を刻んだ。

 「久々の1軍で甲子園ということで2軍でも1回投げたんですけどライトもレフトもお客さんがいっぱいいる中で投げるというのは気持ちがいいですし、すごく楽しかった」

 18年9月6日の広島戦以来となる6回を4安打7奪三振、1失点。背番号35は、完全復活を印象付けた。

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2022年7月16日のニュース