楽天・マー君 「やっと勝てました!」ついに自身の連敗6でストップ!7回零封で2カ月ぶり5勝目

[ 2022年7月16日 17:10 ]

パ・リーグ   楽天7ー3オリックス ( 2022年7月16日    楽天生命パーク )

<楽・オ>5回を終え田中将は雄叫びを上げながらベンチに戻る(撮影・尾崎 有希)
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 楽天・田中将大投手(33)が16日のオリックス戦(楽天生命パーク)に先発。7回を投げ3安打無失点と好投し、5月10日のロッテ戦(楽天生命パーク)で白星を挙げて以来となる5勝目を挙げた。自身の連敗も日米通じて自身ワーストタイの6でストップ。チームの連敗も5で止め、同カード頭の連敗も4でストップした。これでチームは2位・西武と2ゲーム差。

 試合後田中将は「粘り強く投げるのが自分の持ち味なので、そういう投球ができた。やっと勝てました!」と笑顔で話した。

 田中将は初回、2死走者なしから中川に左翼線への二塁打を打たれると、続く吉田正に四球を与えいきなりピンチを迎える。しかし杉本を139キロのスプリットで左飛に打ち取り、このピンチをしのいだ。その後は直球を軸にスライダーとスプリットを低めに集め危なげない投球。オリックス打線を5回まで無失点に封じる。

 するとその裏、打線が好投に応えた。5回、1死一塁から西川が初球145キロのフォークを右前にはじき返し、二盗を決めて1死二、三塁と、この日最大のチャンスをつくる。すると銀次が左前にしぶとく安打を放ち待望の先制点。なお1死一、二塁で浅村が151キロのストレートを右翼スタンドに叩きこむ15号3ランを放ち、この回一挙4得点を挙げた。

 援護をもらった田中将は6回、7回と3者凡退に仕留める。打線も7回にオリックス2番手・中村から、島内の適時打と鈴木大の2点適時打で追加点を奪い7-0と大量リード。田中将は7回3安打無失点107球で救援陣にマウンドを託した。

 8回に楽天2番手・西口が内野ゴロの間に失点し、杉本には2ランを打たれ7-3とされるが、そのまま逃げ切り。田中将は5月10日以来の5勝目を挙げ、自身の連敗を6でストップ。チームの連敗も5でストップした。

 田中将は7月1日のロッテ戦に6回途中2失点で降板後、翌2日に出場選手登録を抹消され、中14日での登板。登板前日の15日には本拠地の室内練習場で調整。リーグトップ9勝を挙げているオリックス・山本との投げ合いに「チームの状況は苦しいし、ボク自身も苦しいですけど…。明日はいい投手と当たるけど、そこを勝って分岐点といいますか、そこで(チームの)流れが変わって、グッと上に行ければいいかなと思います」と意気込んでいた。

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