阪神・中野 来季こそGG賞獲る!今季両リーグ最多17失策も「攻めながら、2桁乗らないようにしたい」

[ 2021年12月3日 05:30 ]

1年目選手研修会が行われ講習を受ける阪神ナインたち(代表撮影)
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 阪神・中野拓夢内野手(25)が2日、ゴールデングラブ賞の獲得を目標に掲げ、失策数1桁台を誓った。今季17失策は遊撃手で両リーグ最多ながら広い守備範囲を披露。甲子園球場の室内練習場での「新人研修会」には佐藤輝明内野手(22)らとともに参加し、和田豊球団本部付テクニカルアドバイザー(TA=59)の講義に耳を傾けるなど、2年目へ備えた。

 2日に発表されたゴールデングラブ賞。セ・リーグ遊撃手部門で中野は次点だった。3年連続受賞の巨人・坂本の222票に対して30票。大差が付いた。

 「ムダがないですね。僕は守りがバタバタしていて少し余裕がないけど、坂本さんは守っているのを見ても落ち着いている」
 新人で初出場した今夏のオールスターでは同じ遊撃手として助言を得る機会があった。

 「右足のタメを意識している、と言っていた。自分は流れてしまってタメが少ない。ゴールデングラブ賞を獲った方にアドバイスをいただいた。しっかり取り組みながら、合うものを探していきたい」

 4月中旬に木浪から奪う形で遊撃に定着。9月24日の巨人戦では6―6の9回1死満塁で前進守備から丸の遊撃左へのゴロを飛びついて好捕し、本塁封殺でサヨナラ敗戦を防ぐ好守もあった。368補殺はセ最多。17失策はあっても、広い守備範囲は数字にも表れた。

 「(失策数が)2桁にいかないようにしたい。でも、失策数だけ考えると消極的になってしまうので、攻めながら、2桁乗らないようにしたい。ショートを守っているので(ゴールデングラブ賞を)獲ってみたい。まだまだ実力がないのは分かっている。どちらかと言えば、打撃がいいとは思っていない。守備からのリズム」

 30盗塁で獲得した盗塁王の“走”に続く“守”の勲章に思いをはせる。新人研修では二塁手として94年から3年連続で同賞に輝いた和田TAから「何事も準備が大事」と金言をもらった。「(投手が)打ち取った打球をしっかりアウトにしていきたい。エラー数を含めて信頼されるショートになりたい」。坂本との192得票差を縮める戦いはすでに始まっている。(石崎 祥平)

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