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イチローさんに全国で1番最初に届いたメッセージ「ベスト8の壁越えたい」熱意受け千葉明徳で選手指導

[ 2021年12月3日 17:00 ]

 千葉明徳高の選手の指導に訪れ、選手とダッシュするイチローさん
Photo By 代表撮影

 マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチローさん(48)が3日、千葉明徳で選手指導を行った。2日から訪問しており、指導2日目となった。年内にもう1校、訪問する予定だという。

 指導に至ったきっかけは、同校の福中儀明理事長から届いたメッセージだった。全国で1番最初に届いたメッセージには、チームとして夏の大会のベスト8の壁を越えたい、選手としてもうまくなりたい、さらには選手たちの人間としての成長のため、一緒にプレーをしてほしい、との内容が書かれていたという。先月29、30両日には秋季高校野球東京都大会を制した国学院久我山で選手指導を行っており、今オフ2校目の訪問となったが、イチロー氏は1番最初に訪問を決めていた学校だったという。

 同校は夏の千葉大会は3年連続でベスト8で敗退。今夏は準々決勝で甲子園に出場した専大松戸に敗れた。新チームは秋の県大会1回戦で東海大市原望洋に2─14で敗退した。

 部員は1年生19人、2年生25人、夏の大会後に引退した3年生19人の計63人が参加した。選手は白の練習着で背中に名前が入っており、イチローさんも「〇〇選手」と名前を呼びながら、ときおり笑顔も浮かべながら、選手との距離を縮めていった。

 選手が練習準備を行っている際には、岡野賢太郎監督やコーチにメリハリの重要性を説いた。「メリハリが大事。ゲーム中でも静寂な時間がどこかである。より(元気を出すと)際立つ。練習中でも、キャッチボールが終わって、次に移る5分間、それだけでいい。ダラダラいくのが怖い。体力を残そうとする、本能的に。リセットして、もう1回、ガーンと。質が上がる。厳しい学校は時間が長くて、その傾向(ダラダラやる)がある。どの時代も」と語った。

 二塁まで2本の白線を引いた上での二塁盗塁の練習や、一塁から三塁の走り方などの走塁練習を指導、さらにノックの捕球も実演を交えて指導。フリー打撃も実演した。甲子園に出場経験のない高校球児の指導だったが、選手の目線に立ち、しっかりと技術や心構えを伝えた。

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