番長背番「18」解禁!DeNA超高校級ドラ1右腕・小園に三浦監督が背負った「横浜ナンバー」譲る

[ 2021年12月3日 05:31 ]

DeNAの仮契約を終え、三浦監督(右)とポーズをとる小園
Photo By 代表撮影

 DeNAからドラフト1位指名された小園健太投手(18=市和歌山)が、背番号「18」をつけることが2日、分かった。三浦大輔監督(47)が現役時代19年間背負ったエースナンバー。16年の現役引退と同時に「横浜ナンバー」として半永久欠番となったが、超高校級右腕の入団で解禁。きょう3日の入団会見で発表され、ユニホーム姿が披露される予定だ。

 男が男にほれた。だからこそ番長は「18」を譲り渡すことを決断した。

 11月6日の仮契約。三浦監督は「サプライズ」で小園に会うため、早朝に新横浜駅から新幹線に飛び乗った。約3時間30分、列車に揺られ和歌山市内のホテルへ。そして驚く右腕に目を細め「全てに期待している。将来DeNAを背負う投手になってもらいたい」と声を弾ませた。

 それだけ最速152キロ右腕への期待は高い。指揮官は今春センバツ1回戦・県岐阜商相手の完封勝利などの映像を見た。直球の切れ、変化球、全球種を「一級品」と絶賛。ドラフトでは阪神との競合の末に小園を引き当て、右手を突き上げた。

 「18」は、高卒7年目の98年から現役引退の16年まで三浦監督が19年間背負った番号。通算172勝の実績を称えて、球団はその年終了後から「横浜ナンバー」と認定し、半永久欠番とした。

 指導者として復帰後19年の1軍投手コーチ、20年の2軍監督時代は18番をつけたが、監督就任を機に返上して81番へ変更。その際「18番はマウンドの上で投げるからこそ輝く番号」と語った。将来背負う選手の条件を「プレー、振る舞いともにチームをけん引する、象徴となるべき存在」と定義。「つけさせたいなという選手が出てきてほしい」と後継者誕生を熱望していた。

 その存在が小園だ。大きな可能性を秘める18歳はドラフト直後に「球界を代表するエースになりたい。シーズンで20勝し、目標は200勝」と宣言した。DeNAの象徴への道を進むという決意表明のように響いた。(大木 穂高)

 ◇小園 健太(こぞの・けんた)2003年(平15)4月9日生まれ、大阪府出身の18歳。貝塚一中では、硬式野球ヤングリーグ、貝塚ヤングに所属。市和歌山では1年春からベンチ入り。3年春のセンバツに出場し2回戦敗退。ツーシームが武器で変化球も多彩。風間(ノースアジア大明桜)、森木(高知)とともに「高校BIG3」と呼ばれた。1メートル85、90キロ。右投げ右打ち。

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