阪神・佐藤輝 和田TAからスランプ脱出ヒント「心・技・体」の重要性学んだ「来年に生かしていきたい」

[ 2021年12月3日 05:30 ]

1年目選手研修会が行われ講習を受ける佐藤輝明ら(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 阪神・佐藤輝は新人研修会の中で和田TAから「心・技・体」の重要性を説かれ、長期スランプの回避を誓った。

 「心技体で、まずスランプに陥るのは体から来て、次に技術に来て、打てなくなって、最後に心がダメになるという話があった。心のスランプになる前に何とか体だったり、技術だったり、短い期間でスランプを脱出する話があったので、来年に生かしていきたい」

 8月下旬からセ・リーグワースト記録の59打席連続無安打を経験。左膝痛があったとはいえ、44日間も安打から遠ざかる苦しい時期を過ごした。同じ轍(てつ)を踏まないように「やっぱり体が一番、大事だと感じました。オフにトレーニングをやるのは当たり前。シーズン中にもっとできることがあると思ってやっていきたい」と2年目へ対策を思い描いた。

 主に隣を守っていた近本がゴールデングラブ賞を受賞。「試合中もよくポジションを指示してくれたり、コミュニケーションを取ってくれる。やっぱり準備が大切と思う。そこがすごいところ」。刺激を受けた様子で、「両方できる方が選手としての価値も高まると思う。どうなるかは分からないですけど、準備はしたい」と三塁と右翼の両にらみでの準備を期した。(阪井 日向)

続きを表示

この記事のフォト

2021年12月3日のニュース