高校野球の練習試合解禁を前倒し 来春の選抜開幕日を考慮、3月5日から

[ 2021年12月3日 19:40 ]

今春のセンバツの開会式が行われた甲子園球場
Photo By スポニチ

 日本高野連は3日、第10回理事会を大阪市内で開いた。来春選抜が3月18日の金曜日から開幕することを考慮し、出場校の練習試合日程確保と土・日曜日の有効活用のため、来年度に限り練習試合の解禁日を同5日の土曜日に変更することを決定。当初は8日の火曜日が解禁日に設定されていた。これにより、解禁から選抜大会までの土・日曜日が計4日間となる。

 また、8月に行われた第103回全国高校野球選手権大会収支決算の内容を公開。7月28日~8月31日のクラウドファンディングで集まった金額なども含めて収入総額は8570万428円となり、第101回大会に比べ87%の減額。支出総額は3億5385万1777円となり、2億6815万1349円の赤字となった。赤字決算となったのは1948年(昭23)の第30回大会以来。例年は朝日新聞紙上で公表していたが、クラウドファンディングで広く支援を募ったことに加え、国による「ポストコロナに向けた全国規模のスポーツイベント等の開催支援事業」の補助金を受給したこともあり、公開に踏み切った。

続きを表示

2021年12月3日のニュース