広島・菊池涼が二塁手歴代最多となる9年連続9度目のゴールデン・グラブ賞「来年もまた獲れるように」

[ 2021年12月3日 05:30 ]

今年も文句なしの受賞となった広島・菊池涼介(撮影・光山 貴大)
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 「三井ゴールデン・グラブ賞」が発表され、広島・菊池涼介内野手(31)は9年連続の栄誉で、辻発彦(西武)を抜いて二塁手では両リーグ通じて歴代最多9度目の受賞を果たした。

 入団2年目から実に9年連続。辻発彦(現西武監督)の8度を抜いて、二塁手で歴代最多となる9度目の受賞を果たした広島・菊池涼は「素直にうれしい。来年もまた獲れるように、一生懸命、白球を追いたいと思う」と喜びを口にした。

 昨季、二塁手として史上初の守備率10割を記録した希代の名手。今季はいきなり不運に見舞われた。4月2日のDeNA戦。桑原の叩き付けたゴロに猛然と突っ込み、ハーフバウンドの打球をはじくと、スコアボードには「E」が表示された。

 更新中だった二塁手としての連続守備機会無失策は569でストップ。微妙な判定に両球団から失策記録訂正を求める異例の要望書が出されたが、覆らなかった。翌3日、菊池涼は決勝弾を放ち、失策を振り返った際の言葉が象徴的だ。

 「結果的にエラーが付いたけど、待って捕って内野安打になるぐらいなら、攻めてチャレンジした方が投手は納得できると思う」

 モットーは攻める。投手やチームを助けるためにリスクを冒して球際を攻め、難しい体勢でも正確な送球でアウトを重ねてきた。驚異的な、昨季の守備率10割から、今季は5失策。攻めた結果の数字に悔いはあるまい。

 山本浩二が持つ10年連続のセ・リーグ最長記録、10度受賞の球団最多記録に王手。また一つ勲章を手にする。(江尾 卓也)

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