オリ中嶋監督が由伸を大絶賛「完全に支配した投球」 12日に勝てば11年ぶり交流戦Vの可能性も

[ 2021年6月11日 22:38 ]

交流戦   オリックス4ー0広島 ( 2021年6月11日    京セラD )

<オ・広(1)>勝利投手になった山本(18番)をねぎらうオリックス・中嶋監督(撮影・坂田 高浩)
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 オリックス・中嶋聡監督(52)が8回2安打無失点、15奪三振の好投でチームに2018年以来、1056日ぶりの貯金をもたらした山本の投球を「今日は全てのボールをしっかり操って、完全に支配していたピッチングだと思います」と大絶賛した。

 立ち上がりから三振の山を築き、2回先頭から6連続三振も奪った。しかし打線も広島先発・大道らに6回まで無安打。

 「パーフェクトはめちゃくちゃ難しい。それより参考記録にならんだろうなと焦っていました。点を取られる感じというか、もし取られても最少失点という感じではあった。さあ、これどうやって援護するんだとそっちの方を考えさせられた」

 オリックスでは2014年の交流戦で金子(現日本ハム)が9回無安打投球をしながら0―0で延長戦に入り、10回から交代した例がある。指揮官としては大記録よりも、いかに点を取るかの1点に頭をめぐらせた。

 山本は7回までパーフェクト投球。先制した直後、8回無死から鈴木誠に中前打を許し、27年ぶり16人目の完全試合達成は逃した。しかし確実に勝ち星を挙げ、チームをリーグ3位、交流戦単独首位に押し上げてくれた。捕手として数々の名投手を見てきた監督も「今の時代の投手と昔の人らとは違う。その時代で違うボールがはやっていたり、一概には言えないが、今の野球に完全に適している投手」と、あふれる才能を認める。

 12日に勝ち、中日、楽天が敗れれば2010年以来、11年ぶりの交流戦優勝が決まる。指揮官は「あと2試合あるので、結果というのは気にしていない。1個ずつ貯金をできるようにやっていきたい。一つ一つのプレーの精度をもっと高くして、1点でも多く取りたいし、1点でも少なく抑えたい」と挙げ、選手達に「まだまだできると思っていますから」と笑顔で投げかけた。

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