日本ハム・野村、1点差に迫る二塁打も9回に痛恨の適時失策 栗山監督「大きな肥やしになってくれる」

[ 2021年6月11日 05:30 ]

交流戦   日本ハム2-4阪神 ( 2021年6月10日    札幌D )

<日・神>7回2死一、二塁、適時二塁打を放ち塁上でガッツポーズする野村(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムは10日、阪神に2―4で競り負けて今季2度目の同一カード3連敗。借金13、首位との11・5ゲーム差は今季ワーストを更新した。野村佑希内野手(20)は7回に1点差に迫る適時二塁打を放ったが、9回の三塁守備では手痛い適時失策を記録。その裏の攻撃では併殺打で最後の打者となり、守備のミスを取り返せなかった。

 王柏融(ワンボーロン)の適時打で2点差とし、反撃ムードが高まった9回1死一、二塁。同じ回の守りで犯した適時失策の借りを返す絶好の機会だった。野村は阪神守護神・スアレスの初球を積極的に狙ったが、ツーシームに詰まらされて二ゴロ併殺打。一塁ベースを駆け抜け、思わず天を仰いだ。

 栗山監督は野村の失策について言及。「(左膝打撲からの復帰明けで)体全体をまだ使い切れていないところもある」とかばった。「彼の大きな肥やしになってくれると信じている」と言葉を続けた。

 持ち前の打撃では、左膝打撲から4日に1軍復帰した後では初となる打点と複数安打をマークした。3回にアルカンタラから右前打を放ち、チーム初安打。2点を追う7回2死一、二塁では馬場のカットボールを「バットの先でしたが、いいところに落ちてくれました」と右翼線に落とす適時二塁打を放ち、攻撃をもり立てた。

 交流戦は4試合を残して5勝9敗。交流戦の勝ち越しは消え、順位も11位まで沈んだ。この日は7安打こそ放つも2点止まりで、今カードは計7得点だ。今季のチーム総得点182はリーグ唯一の100点台。トップのロッテ(290得点)とは100点以上の差がある。チーム打率・225は12球団ワーストでもどのように得点を奪っていくか。野村にはつながりを欠く打線を活性化させる役割が求められる。(東尾 洋樹)

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