負傷降板もなんの!!阪神・アルカンタラMAX155キロで日本ハム制圧「感覚良かった」価値ある2勝目

[ 2021年6月11日 05:30 ]

交流戦   阪神4ー2日本ハム ( 2021年6月10日    札幌D )

10日の日本ハム戦の7回、近藤の打球を左足に受けて倒れ込んだ阪神・アルカンタラ
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 ポテンシャルの高さを、ようやく見せつけた。阪神・アルカンタラは6回0/3を3安打無失点の快投で2勝目。“鬼門”も乗り越え、価値ある1勝を手にした。

 「4、5回が課題だったが、今回のピッチングでは抑えることができた。修正できて良かったです」。初登板から2試合連続で6回に失点を重ねるなど課題の中盤を無難に乗り切った。元気のない日本ハム打線を最速155キロの直球を中心とした力投で制圧。長打は1本も許さなかった。

 完封ペースで向かった7回、先頭・近藤の打球が左すね付近に当たり、無念の降板。それでも試合後には「足の横の筋肉に当たっただけなので問題ない」と頼もしかった。

 「試合を重ねるごとに良い感覚で投げられていて、こういう形で最初から終盤まで投げられて良かった」。昨年、韓国で20勝をマークした期待の助っ人が状態を上げてきた。

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2021年6月11日のニュース