楽天・涌井が連敗止めた!7回10Kで開幕3連勝 17日、復帰戦臨むマー君に最高のバトン

[ 2021年4月17日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天4-1日本ハム ( 2021年4月16日    東京D )

<日・楽>3勝目を挙げた涌井(撮影・白鳥 佳樹)
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 3分けを挟む連敗を3で止め、最高の流れでバトンをつないだ。楽天・涌井が7回5安打1失点でチームを7試合ぶりの勝利に導いた。「久々に納得いく球が投げられた」と語るように最速148キロの直球を軸に10奪三振。2桁奪三振での白星は10年6月9日の阪神戦以来11年ぶりだ。

 前夜にチームはロッテに敗れ、首位から陥落。4番・浅村がバットを叩きつけて悔しがる姿を見た涌井は「自然と気持ちが入った」と言う。17日の田中将の日本球界復帰戦を前に勝利でお膳立て。西武時代の09年には最多勝を争ったライバルが今ではチームメートになり「なるべく勝ち星を引き離しておかないと後から追い掛けられる。結果的に良い流れを渡せたかな」とおどけた。貫禄の開幕3連勝。やっぱり頼りになる。(重光 晋太郎)

 ▼楽天・黒川(誕生日前日に1軍昇格即スタメンで7回に決勝の適時二塁打)1軍に上がって初日に結果が出たのは良かった。自分からチャンスをつかみにいきたい。

 【島内センセイ快音語録】
 ◎打ったのはストレート。東京ドームはミニッツメイドが飲めるので。これがミニッツメイドパワーです。(3回2死二塁で中越えの適時二塁打)

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2021年4月17日のニュース