中大 49年ぶり開幕6連勝!今秋ドラフト候補の古賀が決勝3ラン、エース皆川の完封も演出

[ 2021年4月17日 05:30 ]

東都大学野球・第3週第2日   中大3ー0青学大 ( 2021年4月16日    神宮 )

<青学大・中大>7回2死一、三塁、中大・古賀が左中間に3ラン本塁打を放つ(撮影・郡司 修) 
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 2回戦3試合が行われた。中大は青学大を3―0で下し、1972年春以来49年ぶりの開幕6連勝。今秋ドラフト候補に挙がる古賀悠斗捕手(4年)が7回に2戦連発となる決勝3ランを放った。亜大は駒大を相手に延長10回、タイブレークの末にサヨナラ勝ちし、3勝3敗とした。

 0―0の7回2死一、三塁。カウントは3ボール1ストライク。主将で捕手の古賀は「真っすぐを頭に入れて(変化球にも)対応する」と頭を整理した。甘く入った直球を捉えた打球は左中間席への決勝3ランになった。

 2戦連発で今季早くも3本目に「何が何でも1点という気持ちだった」。今季から左足を高く上げないフォームに変え「タイミングが取れて(体が)開かなくなった」と試合を決める一打を喜んだ。

 中大の開幕6連勝は72年春に開幕9連勝して以来49年ぶり。当時、打線には東都通算安打記録の133安打を放った藤波行雄(元中日)、投手陣にはリーグ通算39勝を挙げた下手投げの田村政雄(元大洋など)が1年生で先発としてフル回転したシーズンだった。

 今年のチームも投打の軸がどっしりとしている。先発の皆川は2試合連続完封で今季4勝目を挙げ「試合をつくれて良かった」。清水達也監督は「エースとキャプテン。柱がしっかりやってくれて理想的だった」と目を細めた。(川島 毅洋)

 ▼青学大・安藤寧則監督(7回の古賀からの被弾は)反省点はあるが(仲沢は)よく頑張ってくれた。

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2021年4月17日のニュース