日本ハム・中田、マー君の154キロ打ち先制2ラン 「きょう目の腫れがひいてヒーローになれた」

[ 2021年4月17日 16:57 ]

パ・リーグ   日本ハム4ー1楽天 ( 2021年4月17日    東京D )

<日・楽(5)>1回2死一塁、中田は左中間へ先制2ランを放つ(撮影・沢田 明徳)
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 日本ハムの中田翔内野手(31)が、日本復帰登板となった楽天の田中将大投手(32)から初回に1号となる先制2ラン。待望の1号を含め2発を放ち、4-1で楽天を下して連敗をストップした。

 2死一塁から追い込まれながら、真ん中高めへの154キロをフルスイングし、左中間席へ叩き込んだ。

 試合後、中田は「本当に日本を代表するすごい投手。ぶつかっていくだけだと思ったので打ててよかった」と振り返った。打った瞬間は「気持ちで打ったのであまりはっきり覚えてない。こんなしょうもない4番をファンの皆さんがずっと応援してくれてたんで、その気持ちがボールに乗り移ったのかなと思います」とファンに感謝した。

 6回にも牧田からこの日2本目となる左越えソロ。「ふっきれたような感じでリラックスして打席に立てたと思う」と話した。

 調子が上がらない中、光がさした2発。7日には悔しさのあまりバットを叩き割り、さらにベンチ裏で転倒して右目を強打して腫れあがるなど踏んだり蹴ったりだっただけに「いろいろあって目がはれてたんですけど」と笑いをとり「きょう目の腫れがひいてヒーローになれたのでよかったです」と笑顔を見せた。

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