ソフトバンク・石川 7回2/3を2失点好投も一球に泣く、チームはわずか1日で首位陥落

[ 2021年4月17日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1ー2西武 ( 2021年4月16日    メットライフD )

<西・ソ>8回途中で降板する石川(撮影・篠原岳夫)
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 ソフトバンクは16日、西武に1―2で逆転負けを喫した。先発の石川柊太投手(29)が同点の6回に森からソロアーチを被弾。8回途中まで2失点と力投を続けたが、打線の援護にも恵まれずに今季2敗目となった。チームは西武を相手に今季4戦全敗。目前のライバルに首位の座を明け渡すことになった。

 わずか1日で首位陥落…。先発・石川が痛恨の一球に泣いた。

 1―1で迎えた6回だった。1死から森に勝ち越しソロを右翼席へと運ばれた。「ホームランを絶対に打たれてはいけない場面。同じことを繰り返さないようにしないといけない」と石川。カウント2―1から甲斐の要求は外角への直球だったが、143キロ直球が真ん中高めに浮いた。

 7回2/3を4安打2失点と、先発の役目は果たした。力のこもった直球と変化球で強力な西武打線をテンポ良く打ち取った。それだけに、6回の失投が悔やまれた。「チームを勝たせることができなかった」と責任を背負った。

 リベンジに燃えていた。2日の西武戦では6回9安打6失点でKOされ、今季初黒星を喫した。やり返すために調整法、投球フォームを見直した。短い距離のダッシュで体の切れを出し、肘の位置を高くして独特のパワーカーブを調整した。工藤監督は「本当に良かった。パワーカーブもストライクが入っていた。あれが彼の持ち味。失投のない投手はいない。それを打たれたら仕方ない」と力投をねぎらった。石川の努力の様子を見てきただけに、「1週間の中で、できる限りのことをしていたし、いい過ごし方だった。勝てないとつらいこともあるが、必ず勝つ時は来る。とにかく我慢強く頑張って欲しい」と次回登板に期待した。

 石川を援護したい打線だったが、また高橋に抑え込まれた。直球とフォーク主体の投球の前に、あと1本が出なかった。1点を追う7回には2四球で2死一、二塁のチャンスをつかんだが、甲斐が捕邪飛に凡退。高橋にはこのカード8連勝を許す形となった。

 これで西武には今季4戦全敗。1点が重くのしかかり、18年に5連敗して以来の屈辱を味わうことになった。

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