菊池雄星、今季初白星ならずも今季最長7イニング「1イニングでも多く投げることを心がけたい」

[ 2021年4月17日 16:06 ]

ア・リーグ   マリナーズ6―5アストロズ ( 2021年4月16日 )

アストロズ戦に先発したマリナーズ・菊池雄星(AP)
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 マリナーズの菊池雄星投手(29)は16日(日本時間17日)、シアトルでのアストロズ戦で今季3度目の先発登板。7回91球を投げ5失点で降板、今季初白星はならなかった。

 アストロズは新型コロナに関連した措置で、アルテューベ、ブレグマン、アルバレス、マルドナドなど主力5選手が負傷者リスト入りした状態。ジャッキー・ロビンソンの日で42番を付けた菊池は4回までは許した走者は四球による一人のみ、球数わずか35球と圧倒していた。

 だが5回に突如3失点。1死から5番コレアに93マイル(約150キロ)のカッターをとらえられ中前打で初安打を許すと、6番から8番の代役新人トリオに攻略された。6番ジョーンズはストレートの四球、7番はメジャーデビュー戦のデゴッティで、92マイル(約148キロ)のカッターを右方向に転がされ適時打、右翼手の三塁への悪送球で2点目も入った。8番マコーミックは96マイル(約154キロ)の外角高めのまっすぐを左中間二塁打で、3点目が加えられた。6回マリナーズは2点を返したが、7回、再び新人のジョーンズ、デゴッティに連打を食い、2番ベテランのディアズの適時打で2人が生還、2対5と引き離された。7回91球を投げ5失点で降板。菊池の防御率は4・74となった。

 試合はマリナーズが3点差を追いつき、9回裏にサヨナラ勝ち。9勝5敗でア・リーグ西地区の首位に立った。試合後の一問一答は以下の通り。

 ――今年は初球からどんどんストライクを投げているが、相手もアジャストして早いカウントから振ってきている。
 「それはすごく良いこと。ゾーンで勝負できているからこそ相手打者もどんどん振ってくる。今日は初球とか2球目に真ん中寄りの変化球を打たれることが多かった。そこは今後気を付けていければ」

 ――サイン盗みをしていたアストロズへの地元ファンのブーイング。
 「初めての経験ですが、こういうことも起きるんだろうと試合前から想定していました。試合中は打者を打ち取ることに集中していた」

 ――3度目の登板で、今季最長の7イニングだが、同時に5失点。
 「今年はずっと自分のボールを投げられているが、特に今日は良いなと思って初回から投げていた。バランスもよく、全てのボールでストライクを取れた。ただ相手がすごく早打ちできてましたからもう少し工夫できればと。それが5回、7回に出たかなと」

 ――何が変わった。
 「投げているボールは一緒。真ん中に集まって、二回り目なので内野手の間を抜けていったというだけ。ボール一つ二つ甘く入った。特に一二塁間をゴロで抜けていった打球は、内に入っていれば三遊間に飛んでいたかなと。その辺の微妙なところですね」

 ――チームは首位。
「チームの状態は良いし、雰囲気も良い。先発がしっかり長いイニングを投げれば、こういう展開が増える。1アウトでも1イニングでも多く投げることを心がけたい」

 ――過去に対戦のない、下位打線の若手の打者にやられた。
「結果的につながれた。あそこは悔いが残る。もう一つ二つ厳しいところに行ければ。でもそこは結果なので」

 ――アストロズはチームとしても過去苦手だったが、今日は逆転勝ち。チームに手ごたえは感じているか。
「今年のチームは一体感がある。諦める雰囲気は全くない。先発がしっかり投げればこういう試合は増える。6回7回常に投げることで、チームからも信頼を得られる」

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