オリックス・中嶋監督「すべてぶち壊してしまった」8回、漆原の同点被弾に苦言

[ 2021年4月17日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス3-3ロッテ ( 2021年4月16日    京セラD )

<オ・ロ>8回1死一、二塁、安田に同点の3点本塁打を打たれる漆原(撮影・後藤 正志)
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 中嶋監督の渋い表情が全てだった。オリックスは3点差を守れず3度目の引き分け。「負けに等しい。キツいですね…。いい形をすべてぶち壊してしまった」と唇をかんだ。

 誤算は3―0の8回。平野佳の離脱もあって大事な局面を託した漆原が精彩を欠いた。安打と四球などで1死一、二塁を招き、安田に初球カーブを同点被弾。「四球の後、どういう心理で入ったか。勝負球の選択というか、カウント球で入るべきなのか、4番打者に。そういう不注意が、ああいうことになる」と苦言を呈した。

 7回無失点だった山岡の好投は報われず、4度目の登板でも今季初勝利に届かなかった。背番号19に我慢を強いる状況ではチームとして乗っていけない。

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2021年4月17日のニュース