投手は経験1年半 立花学園の150キロ右腕・永島田が名門に挑戦

[ 2021年4月17日 13:32 ]

春季高校野球神奈川県大会 3回戦   横浜4―1立花学園 ( 2021年4月17日    サーティーフォー相模原 )

<春季高校野球神奈川県大会3回戦 横浜・立花学園>直球で押す投球を見せた立花学園・永島田
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 立花学園の最速150キロ右腕・永島田輝斗(きらと・3年)は横浜との3回戦に先発するも、3回1/3を5安打4失点でKO。背番号10ながら名門との一戦に先発し、球威のある直球で押したが、結果を残すことはできなかった。

 「変化球でカウントを取ることが全然できなかった。横浜高校との対決で色々学べることがあった。コースに投げきれないと打たれてしまう」

 大沢中では捕手を務め、立花学園に進学。1年秋に捕手から投手に転向した。動画でソフトバンク・千賀らのフォームを参考にしながら、下半身主導の投げ方を模索。1年時、135キロだった最速は3月の練習試合で150キロを計測した。

 急成長を遂げる右腕は持ち味の直球を「威力があって、差し込むことができた」と振り返り、今後については「空振りを取れる、伸びのあるボールを投げたい。夏までに成長して強豪校でも勝ちきれる投手になりたい」と話した。

 ◆永島田 輝斗(ながしまだ・きらと)2003年(平15)11月30日生まれ、神奈川県相模原市出身の17歳。小1から野球を始め、大沢中では軟式野球部に所属。50メートルは6秒3、遠投110メートル。持ち球はカットボール、カーブ、フォーク。1メートル80、81キロ。右投げ右打ち。

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