巨人・岡本が本塁打と打点の2冠王決定的に 阪神・大山ノーアーチで 日本選手の右打者ではミスター以来

[ 2020年11月11日 20:57 ]

巨人の岡本和真
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 31本塁打と97打点でともにリーグトップの巨人・岡本和真内野手(24)が11日、「2冠」に当確ランプを灯した。

 本塁打数では、この日全日程を終了した阪神・大山と、10日に全日程を終了したヤクルト・村上がともに28本塁打と、2位で追走しながらも及ばなかった。打点も村上が2位の86打点で、大山が3位の85打点。巨人は14日に今季最終戦のDeNA戦(横浜)を予定しているが、岡本の自身初タイトルは決定的だ。

 巨人で打撃部門2冠となれば、12年の阿部慎之助(現2軍監督)が打率と打点以来。日本選手で本塁打と打点の2冠は、02年の松井秀喜が獲得して以来、18年ぶりとなる。また、日本選手で右打者に限ると、1963年に長嶋茂雄が首位打者と打点王に輝いて以来、57年ぶりとなる。

 今季はコンディション不良で2試合スタメンを外れたが、それ以外は全試合で4番を張った。

 この日、大阪から帰京した原監督は「いやいや、見事ですよ。成長したよね。若大将よ。ビッグベビーじゃないよ」と称えていた。

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2020年11月11日のニュース