関大北陽・坂本 公式戦初本塁打が決勝点「何とかしたい思いだった」、6年ぶり夏4強導く

[ 2020年8月9日 19:33 ]

令和2年大阪府高校野球大会準々決勝   関大北陽1―0興国 ( 2020年8月9日    シティ信金 )

 完璧に捉えた一撃は逆風にも失速することなく右翼スタンド最前列に飛び込んだ。0―0の8回2死、関大北陽の1番・坂本壮梧(3年)は2ボール1ストライクから「狙っていた」チェンジアップを強振。それまで2安打に封じられていた興国の好右腕・浅利太門(3年)の牙城を崩す公式戦初本塁打で14年以来、6年ぶりの夏4強に導いた。

 「感触は良かったが、入るとは思っていなかった。投手陣が頑張っていたので、とにかく何とかしたい思いだった」

 1、2打席目はそれぞれチェンジアップと外のスライダーでともに二ゴロ。6回の第3打席で中前打し気持ち的にも多少は余裕を持って打席に入ることができたのもよかった。

 1メートル74、76キロで高校生としては決して大きい部類ではない。コロナ禍に見舞われ、全体練習ができない中、山道を走り、坂道ダッシュも繰り返すなどしたことで安定した下半身を手に入れたことが大一番での決勝弾につながった。

 10日の準決勝・大院大高戦が最後の試合となる。「野球を通じて人間的にも成長できた。つなぐ意識は変わらない。仲間を信じてやるだけ」。集大成の一戦も自身の役割を果たすだけだ。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年8月9日のニュース