明石商・来田涼斗外野手 個人記録より「勝って終わりたい」

[ 2020年8月9日 06:00 ]

10日開幕甲子園交流試合 一戦懸命!主将の思い(中)

チームの勝利のため完全燃焼を誓う来田(撮影・坂田 高浩)
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 【16日第1試合 VS桐生第一】兵庫の代替大会こそ最終5回戦で敗れたが、明石商の来田にとって高校生活の集大成となる「ラスト甲子園」は、上昇曲線の中で迎える。

 「1試合、完全燃焼する気持ちでやりたい」

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で2カ月余りの自主練習を余儀なくされたが、その間に自身の打撃を見つめ直したことで一段階上のレベルに達した。打席の中で課題とされた、右肩で「壁」をつくることと微妙な「間」を取ることができるようになり、85キロの体重を維持しつつ筋肉量を増やしたことでパワーアップにも成功。今年最初の練習試合だった明石南戦でいきなり2打席連続本塁打を放ち、代替大会は計4試合で13打数6安打の打率・462、1本塁打、6打点を記録した。

 16日に予定される交流試合では桐生第一と対戦する。相手エースの宮下は球速こそないが、チェンジアップなど多彩な変化球を巧みに操る技巧派だ。来田は1年夏、2年春夏の甲子園では計9試合で35打数13安打の打率・371で3本塁打。高校通算34本塁打を誇るが「(個人目標は)特にない。チームが勝つためにプレーする」と主将らしく勝利だけを追求する。同様にプロから注目される151キロ右腕の中森とともに「勝って終わりたい」といい、笑って特別な夏を終える。(吉村 貢司)

 ◆来田 涼斗(きた・りょうと)2002年(平14)10月16日生まれ、神戸市出身の17歳。有瀬小1年から野球を始め内野手。6年時にオリックスJr.に選出。長坂中では神戸ドラゴンズで外野手としてプレーし2年夏に全国大会優勝。明石商では1年夏に甲子園出場。50メートル走5秒9、遠投100メートル。1メートル80、85キロ。右投げ左打ち。

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