常総学院・島田監督「出来過ぎ」 “SSコンビ”芝草氏率いる帝京長岡との初陣で白星

[ 2020年8月9日 14:46 ]

練習試合   常総学院(茨城)21―0帝京長岡(新潟) ( 2020年8月9日    常総学院グラウンド )

<練習試合 常総学院・帝京長岡>試合後話をする帝京長岡・芝草監督(左)、常総学院・島田監督(撮影・河野 光希)
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 先月26日から母校・常総学院を指導する島田直也監督(50)が9日、同校グラウンドで日本ハム時代に「SSコンビ」と称された芝草宇宙監督(50)率いる帝京長岡(新潟)と練習試合を行った。

 島田監督にとって初采配の1戦は初回から打線が爆発。計20安打で21得点を奪った。投げてもエース候補の秋本璃空(りく、2年)が5回を9三振無安打の完全ペースで初陣白星に貢献した。

 完勝後、一塁ベンチで「勝たせてくれてありがとう」と選手に拍手した島田監督は「走塁ミスはあったけど、初めてにしては出来過ぎ。ここまでやれるとは思わなかった」と及第点をつけた。

 長年の付き合いとなる芝草監督とは電話で話していたものの対面は10年ぶりとか。「まさか同じ時期に高校野球の監督になるとは…。これも運命なんだな。お互い野球界をできる限り、盛り上げていけるように頑張りたい。野球の熱が上がって、学校でも野球をやりたいという子どもが増えれば」と目を輝かせた。

 今年4月に帝京長岡に赴任した芝草監督は「ボクの方が4カ月“先輩”なんだけど…。きょう完敗してチームの立て直し、特に守備力(強化)だと思った」と苦笑い。「僕らが甲子園で会えるかは、まずウチが強くならないと」と語気を強めた。

 プロ入り当初から気の合う2人だったが、高校時代は甲子園や練習試合も含め、エース対決はなかった。

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2020年8月9日のニュース