阪神 ベテランがまさかの敗因 球児が勝ち越し点献上 福留は満塁好機で併殺

[ 2020年8月9日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1-2広島 ( 2020年8月8日    マツダ )

<広・神(7)>7回1死二塁、坂倉に中前適時打を浴びて大盛(右)が生還し、顔をしかめる藤川(撮影・坂田 高浩)
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 ベテランが落とし穴にはまった。2番手で登板した阪神の藤川が勝ち越し点を献上。直前の攻撃では代打・福留が満塁で痛恨の併殺に倒れるなど、7回の攻守が敗戦に影を落とした。

 自ら招いたピンチで踏ん張れなかった。藤川は、先頭の代打大盛に四球を献上すると、次打者・西川の打席で一塁へまさかのけん制悪送球。二塁進塁を許した。西川を空振り三振に仕留めたが、代打坂倉に追い込んでからフォークを中前に運ばれ、均衡を破られた。

 開幕から不振が続き、7月12日に右肩のコンディション不良で2軍降格。再昇格後は直球の球威も戻りつつあり4試合連続無失点と復調していた。18年4月14日ヤクルト戦以来、実に2年ぶり以上の失策でピンチを広げたことが最後に響いた。

 ただ、直前の攻撃で流れを手放していたことも確かだ。1点に抑えられていた大瀬良を攻め1死満塁の好機を築くと、投手戦を演じていた西勇の代打で福留が登場。1点でも奪えば西勇に白星の権利が生まれる場面だったが、カットボールを捉えられず二ゴロ併殺という最悪の結果で、無得点に終わっていた。

 矢野監督も7回の守りが“難所”であったことを踏まえ「流れの中でどうしても(逸機の)次のイニングが難しいのはあるけど、やっぱり四球というのは得点に絡みやすい。その後、よく1点でしのいでくれたというのはあるけど」と厳しい表情で振り返った。

 頼みのベテランの神通力も不発に終わる「アンラッキーセブン」で、チームには重たい黒星が刻まれた。 (遠藤 礼)

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