阪神・近本「ファンの声援が打球を後押ししてくれたと思う」先頭打者アーチで一挙逆転の流れ作る

[ 2020年7月10日 18:31 ]

セ・リーグ   阪神―DeNA ( 2020年7月10日    甲子園 )

<神・D>1回無死、近本は先頭打者本塁打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 阪神の近本光司外野手(25)が第2号の先頭打者アーチを放ち、味方打線に火をつけた。梶谷の先頭打者で先制された直後の攻撃。DeNA先発・大貫に対して2球で追い込まれながら3球目のスプリットをはじき返すと、打球はバックスクリーン右側にぎりぎりで到達した。

 「初球から積極的にスイングすることを心掛けて打席に入りました。打った瞬間は入ると思わなかったですが、ファンの方の声援が打球を後押ししてくれたと思います」

 21日の巨人戦でサンチェスから放って以来、今季2度目の先頭打者弾。甲子園に詰めかけた虎党はエアハイタッチなどで盛り上がった。

 さらに糸原が三塁打を放ち、糸井の遊ゴロの間に生還して逆転に成功すると、4番の大山がカウント1―1から3球目のカットボールを強振。左翼スタンドに到達する3号ソロ本塁打で大貫を攻め立てた。

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