明桜の最速146キロ右腕・橘高 10球団スカウトの前で完封勝利 金足農戦

[ 2020年7月10日 13:44 ]

明桜対金足農戦に10球団スカウトが集結した(撮影・柳内 遼平)
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 秋田県高野連が独自に開催する代替大会は10日、大会2日目の試合が行われた。こまちスタジアムではノースアジア大明桜の最速146キロ右腕・橘高(きったか)康太投手(3年)が金足農相手に先発し、9回1安打無失点の好投。ノースアジア大明桜が3―0で金足農を下し、18年夏の秋田大会決勝で敗れた相手に雪辱を果たした。

 橘高は140キロ越えの直球と大きく曲がるスライダーを武器に金足農打線を9回1死まで無安打に封じた。金足農の2番・佐々木に左前へ初安打を許したが、続く3番・児玉を併殺に打ち取り、試合を締めた。
 橘高は「打たせて取る意識でいきました。スライダーがキレていたので決め球に使いました。プロのスカウトに認めらるような投球を続けていきたいです」と話した。プロ志望の右腕が10球団スカウトが視察する前でこれ以上ないアピールに成功した。(柳内 遼平)
 

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2020年7月10日のニュース