マリナーズ・雄星 改良チェンジアップに「収穫」 大きな落差で手応え2K

[ 2020年7月10日 02:30 ]

対戦形式の投球練習をするマリナーズ・菊池
Photo By ゲッティ=共同

 マリナーズの菊池雄星投手(29)が8日(日本時間9日)、キャンプ再開後初めて対戦形式のフリー打撃に登板し、打者延べ10人に40球を投げて3三振を奪った。オフから取り組むテークバックの大きい新フォームで直球は最速95マイル(約153キロ)を計測。改良した新チェンジアップで2三振を奪うなど好投し、メジャー2年目の進化を見せつけた。

 縦に大きく沈む新球がさえ渡った。菊池は1セット目に24歳の若手内野手ホワイトをチェンジアップで見逃し三振に仕留めると、2セット目にも正捕手のマーフィーを相手に同じチェンジアップで空振り三振に斬った。

 「チェンジアップは(キャンプ中断後の)ロックダウン中に取り組んできた。2つ三振が取れたのは凄い収穫」。チェンジアップは西武時代からの持ち球だが、落差を大きくするために改良。「握りはほとんどフォーク。がっつり(人さし指と中指で)挟んでいますから」と表現するなどフォークのように沈む。メジャーの強打者は体の近くまで引きつけて打ち、落差の少ないチェンジアップだと対応される。改良版なら有効な武器となる。

 オフから取り組んできたテークバックを大きく取り、真上から叩くイメージの新フォームも磨きがかかり、直球の最速は95マイルを計測した。打者延べ10人から3三振。安打性の当たり3本で「久しぶりで不安はあったけど、カウントもうまくつくれた」と納得顔だ。14日(日本時間15日)の紅白戦登板を含め、キャンプ中の実戦登板はあと2試合。公式戦は25日(同26日)の開幕2戦目、アストロズ戦での先発が有力視される。メジャー1年目の昨季は6勝11敗と不本意な成績に終わった。逆襲に燃える29歳左腕は「スピードもある程度出ていましたしこれからさらに上がっていくと思う。1試合目から100%のパフォーマンスが出せるように準備したい」と自信をみなぎらせた。(笹田幸嗣通信員)

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