広島ドラ1・森下 5回2失点でプロ初黒星 中10日の不規則調整、雨のナイター耐えたが…

[ 2020年7月10日 05:30 ]

セ・リーグ   広島1-5DeNA ( 2020年7月9日    マツダ )

<広・D(5)>ベンチで戦況を見つめる森下 (撮影・奥 調)
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 広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)が9日のDeNA戦でプロ初黒星を喫した。3度目の先発で、公式戦では本拠地初登板。中10日と不規則な調整に加えて強い雨も降る悪環境で4四球を与えるなど5回122球を要し、8安打 2失点。チームとしても最後まで投打がかみ合わず、勝率5割復帰を逃した。

 同時にいくつもの試練が訪れた。中10日と不規則な調整に加えて、不慣れなナイター開催で強烈な雨が断続的に降る悪環境。打線の援護に恵まれなくても、森下は耐え続けた。

 「雨が降れば滑るけど、試合が止まるわけではない。反省して次の経験にしないといけない」

 初回先頭の梶谷に四球を与えるも、ソトを見逃し三振、一塁走者・梶谷をけん制死で2死無走者。しかし、オースティンからの4連打を浴びて2失点し、落とし穴にはまった。2回以降は無失点に抑えても、初回から4イニング連続で先頭打者を出塁させるなど我慢の投球は、最後まで続いた。1、3回は先頭打者に四球を与えて計4与四球。自慢の制球が定まらず、球数は122球とかさんだ。

 「出してはいけないところで走者を出したり、取らないといけないところでアウトを取れなかった。球が高めに浮いて、投げ切れない部分があった」

 3試合目にしてプロ初黒星が付いた。先発予定だった7日同戦は、プロ入り後初の降雨中止。不規則な調整で迎えたシーズン本拠地初登板だった。「公式戦なので勝たないといけないと思っていた。次回は勝ちたいです」。6月21日のプロ初登板で7回無失点に抑えたDeNAが目の色を変えて襲いかかってきた中、8安打2失点にとどめたのはせめてもの意地だった。

 苦しむ投球を見届けた佐々岡監督は、「高めに浮いて球数が多くなってしまった。それでも、5回は球数が増えた中で、粘って投げてくれた。悪いなりに最低限やってくれた」と思いやった。チームは、連勝ならずに勝率5割復帰を逃した。次回登板は、マツダスタジアムで有観客試合が始まる14日からの巨人3連戦を予定する。コイ党の前での快投につなげる雨中の粘りとしたい。 (河合 洋介)

 《島内今季初登板で1回3K》2年目の島内は今季初登板で1回3奪三振とアピールした。1―5の9回に6番手として登板。2与四球と制球は不安定でも、1死一、二塁から梶谷、柴田をともに151キロで空振りさせ、無失点で終えた。今季から新設された「2・5軍」で畝3軍統括コーチからの徹底指導を受け、2軍戦では157キロを計測。「抑えてやろうと力んで制球できなかった。勢いだけになってしまった。いい球もあったので、その確率を上げたい」と先を見据えた。

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