阪神・ボーア 甲子園開幕戦で“雪辱”決勝2ラン 乗ってきたぞ!5戦3発、チームも今季初の3連勝

[ 2020年7月10日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2-1巨人 ( 2020年7月9日    甲子園 )

<神・巨(4)> 7回無死一塁、勝ち越し2ランを放ったボーアは気迫十分のファイアボールポーズを決める(撮影・大森 寛明)
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 阪神のジャスティン・ボーア内野手(32)が甲子園開幕戦となる9日の巨人戦で決勝2ランを放った。0―0の7回無死一塁からバックスクリーン右への豪快な3号。5日広島戦から2試合連続の決勝弾を放ち、開幕カードで3連敗した宿敵に一矢を報いた。12球団大トリの本拠地勝利で今季初の3連勝。10日のDeNA戦からは有観客試合となり、虎党の声援も受けながら連勝を伸ばす。

 甲子園“快幕”にふさわしいボーアの豪快な一撃だった。待望久しかった本拠地初戦。歯を食いしばって強振した打球は乾いた音を響かせ、右中間席中段に弾んだ。

 「しっかりボールを見て、いいボールが来るのを待っていた。最初の打席がよくなかったので、切り替えて、ポジティブになったことでいい結果につながったよ」

 0―0の7回無死一塁。メルセデスの甘いスライダーを捉えた。2打席凡退していた左腕から三度目の正直で放った千金の3号2ラン。ベンチに戻ると、おなじみになりつつある“ファイアボール”がさく裂した。

 甲子園1号は5日の広島戦から2試合連続決勝弾となった。試合前まで対左は13打数1安打。チームを今季初の3連勝に導いたことはもちろん、苦手とする左腕から打ったことにも価値がある。

 相手先発のメルセデスは過去2年6試合で1度も勝てなかった。その天敵を沈めたのだから、新助っ人としては申し分ない働き。チームとしても4試合目で、今季の巨人戦初勝利を挙げた。

 「チームを勝たせるバッティングができてよかった。ガルシアもいい投球をしていたので、どうしても打ちたかった」

 開幕から5カード連続のビジターを終えて、ホームに帰ってきた。強打の源は久々の風景。応援してくれる家族が大きな力となった。「奥さんと子どもを見て、心もすごく癒やされましたし、甲子園のクラブハウスとやロッカーを見て、戻ってきたんだなと(改めて)感じた」。無観客の中で流れたヒッティングマーチにも「自分の力になるので、すごい好き」と後押ししてもらった。

 開幕から18打席無安打の大不振がうそのようだ。打率は・235だが、3試合連続安打に加え5戦3発。状態は上昇の一途をたどっている。矢野監督からも「ホームランは大きい。ボーアにはそういうところを期待して、来てもらった選手。甲子園の開幕ということで、ジャイアンツ戦で特別な1勝になりました」と最敬礼された。10日のDeNA戦からは有観客試合。虎党の声援も受けながら、甲子園でもアーチ量産といきたい。 (長谷川 凡記)

 《左投手からの2安打はどちらも本塁打》ボーア(神)が決勝の3号2ラン。対左投手は1日に岡田(中)から放って以来2安打目で、いずれも本塁打だ。阪神の新外国人野手で甲子園開幕戦で本塁打を放ったのは、81年オルト、00年タラスコ、02年アリアスに次いで4人目。決勝弾となったのはボーアが初めて。

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