阪神 新方程式「岩崎―スアレス―藤川」そろい踏み 藤川は250セーブにあと5

[ 2020年7月10日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2-1巨人 ( 2020年7月9日    甲子園 )

<神・巨(4)> 9回に登板した藤川(撮影・大森 寛明)
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 阪神は今季初めての甲子園で20年版「勝利の方程式」の面々がそろい踏みした。0―0で迎えた7回。力投のガルシアからバトンを受けた岩崎が、瞬く間に仕事を果たし流れを呼んだ。

 「ガルシアが頑張ってくれていましたし、ゼロで次につなぐことができて良かった」

 大城、増田大を1球で仕留めるなど3人をわずか7球で料理。開幕戦で吉川尚に逆転2ランを被弾して以来となる巨人戦登板でやり返すと、直後の攻撃でボーアの先制2ランが飛び出し今季初勝利が転がり込んできた。

 そして、自慢の直球で出色のパフォーマンスを披露したのは8回に登板したスアレスだ。先頭・吉川尚に対して157キロを計測すると、2死から岡本への3球目に160キロをマーク。17年のドリス以来、球団3人目となる大台に到達した。その後、宿敵の4番を最後は144キロのスプリットで空を切らせて3球三振。打たれる気配は皆無で2番からの3人を圧倒し「前のピッチャーがみんな頑張っていたし、勝っている展開でつないでくれて気合も入った。コントロール良く抑えることができた」と振り返った。

 9回、つないできたバトンを受け取ったのは藤川。今季から本拠地での登板時に流れる日米通算250セーブへの演出映像に送り出されマウンドへ。2死一、三塁から亀井に右前適時打を浴びて1点差に詰め寄られるも、最後は石川を右飛で今季2セーブ目。節目の記録へあと5と一歩進んだ。「内容が本当に良くないですが良くなるように努めていきたい」と前を見据えた。

 今季初めて勝ちパターンの3人が勝利、ホールド、セーブをそろって記録。有観客試合に臨むにあたって、藤川は最後に言った。「現状で自分も含めて、ファンの方々を納得させられる投球ができていませんが、必ず納得させられるような投球ができることを約束してやっていきたい」。虎党の声援も追い風に、ギアを上げる。(遠藤 礼)

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