阪神・ガルシア 6回無失点、1安打投球で勝利貢献 岡本にはリベンジ成功

[ 2020年7月10日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2-1巨人 ( 2020年7月9日    甲子園 )

<神・巨(4)> 4回のピンチを切り抜け、笑顔でベンチに戻るガルシア(撮影・大森 寛明)
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 勝ち投手に値する投球だった。阪神・ガルシアが6回1安打無失点の好投。今季の巨人戦初勝利に大きく貢献した。

 「最初から最後まで、いい感覚で投げることができたね」

 初回1死から北村に許した中前打が、最初で最後の被安打だった。ボーアの失策が絡んで2死三塁とされたが何とか切り抜け、2回以降はテンポアップ。実に6つの四球を与えても、リズムを崩さず腕を振り、6回まで投げきった。

 4番・岡本を完璧に封じ込めた。初回2死三塁では高めスライダーで平凡な右飛に打ち取り、3回2死二塁では外角チェンジアップで左飛、6回無死では148キロで押し込みニゴロに抑えた。試合前時点で打率・414、得点圏打率・500。開幕3連戦では実に10打数5安打4打点と打ち込まれた。前回対戦した6月21日には、2点本塁打を含む2安打を許した左腕。坂本が欠場したこの日は特に、打線のカギを握っていた男を黙らせたことで、零封を呼んだ。

 その21日と前回2日の中日戦で計8失点を喫し、厳しい船出となった移籍2年目。今季3度目のマウンドで見せた圧巻のパフォーマンスは、今後に希望を与える内容だった。

 6回91球無失点での交代を決断した矢野監督は意図を明かす。「球もちょっと浮いていたし、コントロールもちょっと、乱れ始めていると俺は受け取ったんでね」。攻めの継投が奏功した夜。続けて、指揮官は「試合の流れをつくってくれた。本当に、素晴らしいピッチングでした」と賛辞を惜しまなかった。(巻木 周平)

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