日本ハム、地震から1年の日に最下位脱出 清宮が感謝のアーチ 連敗8でストップ

[ 2019年9月7日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム6―2オリックス ( 2019年9月6日    札幌D )

5回2死一塁、2ランをを放った清宮はベンチの選手らとタッチを交わす(高橋茂夫)
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 日本ハム・清宮が感謝のアーチを描いた。昨年9月6日に発生した北海道胆振東部地震からちょうど1年。特別な思いを胸に臨んだ試合で、3―0の5回に1年目の昨季の数字にあと1本と迫る貴重な6号2ランだ。

 「こうしてファンの方が来てくださるからこそ、僕たちは野球ができている。まだまだ(被災者の方の)傷は癒えないと思うけど、1年たった今日の日に勝てたのは皆さんのおかげ」。2万6346人の観客の声援を力に変え、自身11試合ぶりとなる一発。チームは連敗を8で止める9月初勝利で、7日ぶりに最下位を脱出した。

 試合前に復興祈念セレモニーが行われ、両軍が黙とう。場内に流れた復興支援の記録映像を、清宮もベンチ前で素振りをしながら神妙な表情で見つめた。「何としても勝ちたい」。自身も札幌市内の合宿所で震度5強を経験。停電で生活基盤が止められ、不安な時を過ごした。だからこそ勝ちたいと強く誓い、北海道に勝利を届けた。

 清宮の使命は本塁打でファンを喜ばせること。「それが仕事。たくさん夢を与えられるようなプレーができれば」と自身も自覚している。栗山監督も「打撃練習からバットをしっかり振る意識があった。そういうこと(本塁打)が予想される雰囲気があった」とうなずいた。自力でのCS進出は消滅したが、復興のシンボルとして最後の最後まで諦めない。 (東尾 洋樹)

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