西武、逆転負けで5連勝ならず 楽天・辛島は自己最多9勝目 島内は今季初の1番で3打点

[ 2019年9月7日 17:24 ]

パ・リーグ   西武3―5楽天 ( 2019年9月7日    楽天生命パーク )

<楽・西19>4回裏1死満塁から太田に押し出しの四球を与えてしまう高橋光(撮影・長久保 豊)
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 西武が逆転負けで5連勝とはならず、首位ソフトバンクとのゲーム差を縮めることはできなかった。先発の高橋光は、6回7安打5死四球5失点で、6敗目(10勝)を喫した。

 ここ10試合9勝1敗と勢いに乗るチームは初回、1番・秋山が初球を捉えて左中間に二塁打。2番・源田が犠打を決め、チャンスメイクすると、3番・森が右前適時二塁打を放ってあっさり先制に成功した。2回には、本塁打ランキング独走中の6番・山川が、左翼スタンド上段に運ぶ特大の41号ソロ。8月31日のソフトバンク戦以来となる一発で、追加点を挙げた。

 2点のリードをもらった高橋光だったが、3回に2死三塁から1番・島内に右前適時打を浴び1点差に詰め寄られると、4回1死満塁の場面では8番・太田にストレートの押し出し四球を与え、同点に追いつかれる。その後2死としたものの、島内に2打席連続適時打となる勝ち越しの2点二塁打、さらに2番・渡辺佳にも右前適時打。この回4点を失い、逆転を許した。

 楽天は、今季初めて1番で起用された島内が、勝ち越し打を含む3打点の活躍。連敗脱出を狙って大幅に入れ替えた先発オーダーが機能し、4連敗でストップした。先発・辛島は、味方の援護にも助けられ、5回5安打2失点で自己最多の9勝目(5敗)。抑えの松井は自己最多タイの33セーブ目を挙げた。

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