U18侍、延長10回タイブレークで痛恨ミス 永田監督「厳しい試合だった」

[ 2019年9月7日 05:30 ]

第29回WBSC U18W杯 スーパーラウンド第2戦   日本4―5韓国 ( 2019年9月6日    韓国・機張 ドリームボールパーク )

<韓国・日本>タイブレークの延長10回無死一、二塁、相手のバントを失策する林(撮影・島崎忠彦)
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 執念の「チャレンジ」は実を結ばなかった。4―4の延長10回1死満塁、中犠飛でサヨナラの走者が生還すると、永田裕治監督は素早くベンチを出た。歓喜に沸く韓国ベンチを横目に、三塁走者の離塁が早いと主審にリプレー検証を要求。だが判定は覆らなかった。「負けたのは全て僕の責任。以上です」。日韓戦に敗れ、自力で決勝に進む道が途絶えた。敗戦の意味をかみしめるように、指揮官は歯を食いしばった。

 痛恨のミスを連発した。2―0の8回2死二、三塁で三ゴロを捕球した三塁手・石川の一塁悪送球で同点。無死一、二塁で始まるタイブレークの延長10回は先に2点を挙げたが、5番手・林がバント処理で一塁悪送球し1点差となり、6番手・池田が押し出し四球で追い付かれ、最後は犠飛を打ち上げられた。4番・石川は「自分のミスがなければ…」と唇をかみ、林は「準備はできていた」と言葉少なだった。

 佐々木の緊急降板を受け、右翼でスタメンだった西が2回から登板し、4回5安打無失点と粘った。左翼に戻っていた9回2死一、二塁の守備では、左翼線への安打を本塁へワンバウンド送球。間一髪のタイミングで二塁走者をタッチアウトにした。それでも「3者凡退がなく、いいリズムをつくれなかった」と悔やんだ。

 チーム全体に後味の悪さだけが残った。坂下主将は涙を流し、消え入りそうな声だった。「日の丸を背負ってプレーする中、日本らしい野球ができなかった。あと2試合、日本の野球ができるようにしたい」。今できることは、奇跡を信じることだけだ。 (桜井 克也)

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