広島・会沢V弾&3打点 際立つ勝負強さ「うしろにつなぐ気持ちで」 DeNAと2差接近

[ 2019年9月7日 05:30 ]

セ・リーグ   広島6―3阪神 ( 2019年9月6日    マツダ )

2回1死、先制ソロ本塁打を放ち、鈴木(左)らナインとハイタッチをかわす会沢(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 広島の会沢翼捕手(31)が6日の阪神戦で決勝の11号ソロを含む2安打3打点で勝利に貢献した。2回に先制弾を放つと、3回には2点打を放って打者11人攻撃での5得点を演出した。8月20、21日以来の2連勝で、敗れた2位・DeNAとは2ゲーム差に接近し、4位・阪神を3・5差に突き放した。

 会沢がラストスパートへ「ムチ」を打った。2回1死、1ストライクから高橋遥の外角直球を捉えた打球は、ふわりと上がり右翼ポール際まで届いた。決勝打となる先制の11号ソロ。さらに6安打5得点の猛攻となった3回もひと際輝いた。1死満塁で2ストライクからの直球を右前へ2点打。計2安打3打点と躍動した。

 「うしろにつなぐ気持ちだった。いい投手だから1球で仕留めないといけないので、必然と右方向になったのだと思う」

 昨季は13本塁打を放つなどキャリアハイの打撃成績を残した。さらなる高みへ、今季の開幕前に口にした言葉に決意がにじんでいた。「捕手でもっと打っている方はたくさんいる。そこを目標にしないと。もっと上のレベルでやりたい」。8月31日のDeNA戦で、球団捕手では初となる2年連続での2桁本塁打に到達。「打てる捕手」としては、赤ヘル史上最高傑作の域に近づいても、いまだ成長を疑わずにバットを振り続ける姿は変わらない。

 2・5ゲーム差で迎えた阪神との直接対決。「初戦は大事。向こうにもプレッシャーがかかる」。相手の逆転CS進出を遠ざける3・5ゲーム差に突き放し、2位・DeNAとは2差に接近した。たとえリーグ4連覇は限りなく厳しくても、選手会長がナインの緊張感を持続させている。

 「数字を見ても仕方ない。プロである以上、お客さんがたくさん入ってくれる。使命として一人一人がやってほしい」

 緒方監督からは「3回は攻撃のつながりの中でね。非常に大きなイニングになった」と称えられた。赤ヘルの選手会長は、正念場でこそ頼りになる。(河合 洋介)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年9月7日のニュース