西武 首位に8・5差から2差に 山川トドメ弾「ちょっと頑張って打ちました」

[ 2019年8月30日 05:30 ]

パ・リーグ   西武5-2日本ハム ( 2019年8月29日    帯広 )

9回無死、本塁打を放つ山川(撮影・高橋茂夫)
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 青空の帯広に勝利を呼び込む大きなアーチを2本描いた。4―2の9回、西武・山川が左翼席への38号ソロでトドメを刺した。7試合ぶりで2年連続の40本塁打にあと2本とし「ちょっと頑張って打ちました」と笑った。

 4回にも中前適時打で2安打2打点。打撃不振で4番を外れているが「球の見え方は悪くない」と手応えを口にする。本塁打と打点の2冠王。4番を譲った先輩の中村が101打点で4差に迫るが「負けたくない思いはあるが打ったら当然うれしい。1、2位の争いをしているので、そこじゃない」。首位打者の森も1点を返された直後の5回に左翼席へ2戦連発の19号ソロ。「いい感じで捉えられた」と自身初の20本塁打に王手をかけ、今季4度目の「ヤマモリ」アベック弾を決めた。

 2人は同期入団。年は4つ離れているが、常に行動を共にするほど仲が良く、食事に行っても野球談議に花を咲かせ、練習では助言も送り合う。お互い絶不調の時は、どちらがフルスイングでファンを沸かせられるかを勝負しているほどだ。良きライバルとして切磋琢磨(せっさたくま)し、帯広の西武ファンを沸かせた。現在3冠を独占する2人に、辻監督も「森の本塁打は展開的にも大きく、山川の5点目も大きな本塁打」と称えた。

 北国で3連勝し、7月9日に最大8・5ゲームあったソフトバンクとの差を2ゲームまで縮めた。きょう30日からの首位攻防3連戦。初戦では、前回17日の対戦でめった打ちにしたエース千賀を返り討ちにする。「必死にやって勝ち越ししたい」と山川。森も「楽に勝てる試合ではないので接戦に持ち込んで勝てれば」と意気込んだ。絶好調の中村との「森山中」トリオで首位を奪いにいく。 (武本 万里絵)

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