巨人 4年ぶり1イニング2桁得点でM18 岡本 2人の師匠の前で逆方向へ2点弾

[ 2019年8月30日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人12―4広島 ( 2019年8月29日    東京D )

3回無死一、三塁、岡本は3ランを放ちナインの出迎えを受ける(撮影・森沢裕)
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 巨人の岡本和真内野手(23)が29日、広島戦の3回に右越えへ2戦連発となる26号3ランを放った。球団OBでヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜氏(45)と高橋由伸前監督(44)がテレビ解説のため来場。2人の師匠の前で成長を示す逆方向への打撃を披露した。3回は4年ぶり12度目の1イニング2桁となる10得点を挙げて大勝。優勝マジックを1つ減らして「18」とした。

 何事にも動じない心の強さが、岡本にはある。だから、相手エースの大瀬良が投じた初球の失投を逃さない。

 「最低でも外野フライという気持ちで打ちにいきましたが、最高の結果になった。逆方向にいいホームランになりました」。自賛したのは3回無死一、三塁、外角高めに浮いたカットボールを一振りで仕留めた。原監督も「見事ですね。初球をライト方向に打てるというのは、集中力というものが非常にできていたのではないでしょうか」とうなった。

 2戦連発の26号3ラン。同じ4番を張った2人の師匠の前で、成長の跡を見せた。テレビ解説のため松井氏と高橋氏が来場。昨年の春季キャンプで、臨時コーチとして訪れた松井氏からマンツーマン指導を受け、軸足に体重を残す打法を伝授された。さらに高橋前監督が4番で起用し続けてくれたことで33本塁打の大ブレークだ。「(来ていることは)意識し過ぎないようにしたい」。そう話していた岡本が感謝を伝える豪快な一発。8月は自己最多の月間9本目となり、打者15人で一挙10得点のビッグイニングにつなげた。

 松井氏の信条である「不動心」を少年時代から備えていた。奈良・橿原磯城リトルシニアに所属した中学時代。当時から注目のスラッガーだっただけに、練習グラウンドには関東の強豪高校から関係者が視察に訪れることもあった。いつも以上に張り切って練習してもおかしくはないが、同シニアの松本宗弘会長(61)は「全く変わらず、いつも通りに練習してましたね。いつでも動じない子でした」と回想する。巨人軍第89代4番の座にも動じることはない。

 広島に2カード連続で勝ち越し、マジックは18。2年連続30本を視界に捉えた岡本は「また頑張ります。明日大阪で」ときょう30日からの阪神3連戦(甲子園)に切り替えた。強力打線の中心には頼もしさの増す23歳の若き主砲がいる。 (青森 正宣)

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