“愛娘はアイドル”評論家転身の小関竜也氏は照れくさそうに…

[ 2019年8月30日 10:00 ]

抱負を記した書き初めを手に会見した(左から)BEYOOOOONDS一岡伶奈、こぶしファクトリー井上玲音、Juice=Juice宮崎由加、アンジュルム和田彩花、モーニング娘。’19譜久村聖、カントリー・ガールズ小関舞、つばきファクトリー小片リサ
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 ニュースやスクープを「抜かれた」ことは、いつまで経っても覚えているもの。00年、自分は西武担当の記者で、98年に新人王を獲得した小関竜也外野手の結婚の記事を何とかモノにしようとしていた。結局は取材が甘くて他紙に書かれてしまうのだが、あれから19年。00年の結婚後に生まれた長女・舞さん(17)はアイドルとして活動していて、先日も都内でのイベントに足を運んできた。

 舞さんが所属するのは「ハロー!プロジェクト」のグループ「カントリー・ガールズ」。山木梨沙さん(21)、森戸知沙希さん(19)、船木結さん(17)の4人組で、森戸さんは「モーニング娘’19」、船木さんは「アンジュルム」と他のグループも兼任している。「ももち」こと嗣永桃子さんが17年6月までプレイングマネジャー(PM)を務めていたグループだ。

 小関は昨季限りで打撃コーチを務めていた巨人を退団。今は評論家として活動していて、春季キャンプや公式戦の試合前など何度も顔を合わせる。きっちりとジャケットを着て、試合前の練習から熱心に取材。真面目な性格はいつまでも変わらない。「娘さん、どう?」と聞くと「頑張ってるみたいだよ」と照れくさそう。こちらもシャイな小関らしい。

 舞さんもそんな小関が大好きで、自身のブログやラジオ番組などで「パパ愛」を熱く語っていたりする。ならば、とイベントの際、パパの現役時代のプレー写真をパネルにして差し入れた。西武、巨人時代がそれぞれ2枚ずつ。「カッコいいです!」と喜んでくれたと聞き、こちらもうれしかった。

 ついこの間、と思っていた00年。当時、松坂大輔(現中日)は入団2年目だった。夏にはシドニー五輪が開催され、日本シリーズは巨人・長嶋茂雄監督とダイエー(現ソフトバンク)・王貞治監督の「ON対決」で沸いた。時の流れは本当に早い。舞さんがステージで楽しそうに歌い、踊る姿を見るたび、改めてそう思う。(記者コラム=鈴木 勝巳)

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