阪神・近本 連夜のヒーロー逆転Ⅴ3ラン!“天敵”から90打席ぶり7号

[ 2019年7月22日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神5―2ヤクルト ( 2019年7月21日    甲子園 )

5回2死一、二塁、近本は右越えに逆転3点本塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 甲子園で見た夏の夜の夢…ではない、これは現実や! 阪神は21日のヤクルト戦に逆転勝ち。0―1の5回2死一、二塁で近本が7号3ラン。山中の内角高め直球を浜風をものともせず右翼席へ放り込んだ。

 「1球前の内角を仕留められずにファウルになったので、(狙いを)中堅に戻して、内角でも外角でも対応できるようにした」

 6月18日の楽天戦以来、21試合、90打席ぶりの一発。本塁打の1球前は思い切り引っ張ったがファウル。そこで意識を変えたことが結果的に功を奏した。

 チームが天敵としていた初対戦となるサブマリン・山中対策も万全だった。「ボールを上からたたくイメージで。タイミングを合わせて上から打てればいいと思っていた」

 反省もある。初回は右前打を放った後、糸原の右前打で三進。無死一、三塁でベンチからのサインは「ゴロ・ゴー」。そして糸井の一ゴロでスタートを切ったものの、打球があまりにも強烈だったためにすぐにストップしてしまい、捕球した村上が一塁ベースを踏むのを見て再スタートしたが本塁で憤死。最悪の“併殺”となってしまった。この場合、すぐに止まるのではなく本塁近くまで走り、一塁手にそのまま本塁送球をさせてから挟殺プレーに持ち込んで、さらに粘る間に後ろの走者を進塁させて再び1死二、三塁から再開できるのが理想だ。

 この日は「虎フェス♪」と銘打たれ、音楽と野球観戦を同時に楽しむというコンセプトのもと登場曲には90年代ソングが使用された。近本も母が昔から好きでよく家でも聞いていたという松任谷由実の「真夏の夜の夢」で打席に入った。

 「曲を聴きながら打席に入りました。母の好きなユーミンだったので母のためにも頑張りました。いい夜が過ごせそうです」

 自身初だった前日のサヨナラ犠飛の勢いそのまま2試合連続のマルチ安打に&決勝打、そして3打点。連夜のお立ち台では「気持ちいいですね。最高です」と笑顔。7月の月間打率は・321。夏本番へ近本の勢いはさらに増していく。(長谷川 凡記)

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