東芝・佐藤サヨナラ打!8度目Ⅴ前進8強「試合を決める一打になって良かった」

[ 2019年7月22日 05:30 ]

第90回都市対抗野球大会第9日 3回戦   東芝3-2JR東日本東北 ( 2019年7月21日    東京D )

9回1死一、二塁、サヨナラ安打の東芝・佐藤(右)は抱き合って喜び合う(撮影・西川祐介)
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 3回戦3試合が行われた。東芝(川崎市)は同点の9回に佐藤旭外野手(26)の左前適時打でJR東日本東北(仙台市)にサヨナラ勝ち。2010年以来9年ぶりで今大会出場チーム最多の8度目となる優勝へ前進した。NTT西日本(大阪市)は6―3でJR東日本(東京都)を、日立製作所(日立市)は1―0で昨季準優勝の三菱重工神戸・高砂(神戸・高砂市)を下し、8強に進出した。

 三塁ベンチからナインが一斉に飛び出す。歓喜の輪に一塁を回った佐藤も全力で加わった。同点の9回1死一、二塁から左前へ。不調に苦しむ侍ジャパン社会人代表候補のバットがサヨナラ劇を呼び込んだ。「結果を気にせず振っていこうと。試合を決める一打になって良かった」。新フォームから生まれた快音の余韻を楽しんだ。

 慶大―東芝とキャリアを積んできたが、入社5年目の春先から結果が出ない。西関東予選は先発を外れ、途中出場が続いた。チームが11年連続の東京ドーム切符をつかんだ5月末に決断。「左足を上げるのをやめてノーステップにしよう。今までと同じでは結果は出ない。最終手段でした」。幼少時から慣れ親しんだフォームからノーステップ打法へ。「大谷君も参考にしました」。エンゼルス移籍後、メジャーの動くボール対策としてノーステップに切り替えた大谷のビデオも凝視した。「準備した結果、最終的につかめたと思う」。第4打席まで無安打も最後に笑った。

 チームの目標は9年ぶり8度目の都市対抗制覇。2年ぶりの8強は通過点にすぎない。「予選は苦しんだけど、よく練習していたから」。平馬淳監督は佐藤の努力を認めた上で、あす23日の準々決勝をにらんだ。「次のJFE西日本は(今春の)スポニチ大会で戦ってますが、投手がいいですから」と今秋のドラフト候補左腕・河野対策に頭を巡らせた。佐藤も「目標は頂点」と意気盛んだった。(伊藤 幸男)

 ▼JR東日本東北 西村亮監督(失策が絡んでサヨナラ負け)大事なところで(失策が)出ちゃうところが弱いところ

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