【岡山】創志学園・西「打撃もごっつい」通算23号特大120メートルV3ラン“本職”も4回零封7K

[ 2019年7月22日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 岡山大会2回戦   創志学園11―1倉敷南(5回コールド) ( 2019年7月21日    倉敷マスカット )

<創志学園・倉敷南>4回を7奪三振の力投を見せた創志学園・西(撮影・井垣 忠夫)
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 創志学園(岡山)・西も、佐々木や奥川に負けないド派手な活躍だ。本職の投球では、先発で4回を1安打無失点。最速148キロの直球をコーナーに集め、初回の先頭打者に二塁打を浴びて以降は、「冷静に投げることができた」と12人連続で打ち取り、7三振を奪った。

 この日スカウトを驚かせたのは、打撃だ。「ピッチャーでもバッティングに貢献できたらといつも思っている」。0―0の3回1死一、二塁で左越えに高校通算23号の決勝3ランを放った。相手左腕のスライダーを完璧に捉え、推定飛距離120メートル弾。広島の白武佳久スカウト部長は「バッティングもごっつい。超高校級」と評した。西は、よく動画を見て投球術を研究している佐々木について「甲子園で対戦したい」と熱望した。 (北野 将市)

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2019年7月22日のニュース