阪神・矢野監督、巨人戦初勝利に「興奮」積極采配で7回一気逆転

[ 2019年5月15日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4―2巨人 ( 2019年5月14日    東京D )

7回2死一、二塁、北條の同点打に盛り上がる矢野監督(左)ら阪神ベンチ(撮影・北條 貴史)
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 待望の1勝を挙げた直後のベンチ裏は歓喜に沸いていた。矢野監督にとっても指揮官として巨人戦初勝利。「今は興奮している」。特別な勝利に、興奮冷めやらぬ表情を隠さなかった。だが、試合中の采配は冷静そのもの。勝負の流れを察知した用兵が光った。

 「令和になって(巨人戦)1勝。そういうのも含めて。チーム全員で勝った1勝。忘れられないジャイアンツ戦初勝利になった」

 積極的なタクトが逆転劇を生んだ。1点を追う7回。1イニングで代走と代打で計3選手を投入した。「(選手が)いなくなったらいなくなってから考えればいいか、ということで思い切ってね」。信頼する選手たちを惜しみなくつぎ込み3得点。果敢に攻める姿勢は守りでも変わらなかった。

 「野球って流れがあるんで。そこを止めるためにはジョンソンかなというので行った」

 逆転直後の7回は1番から始まる打順だったため、「8回の男」ジョンソンを投入した。1死から坂本勇を空振り三振。2死一塁では岡本もカーブで空振り三振に仕留めた。

 「(坂本勇を)止めることができてよかった。(両親観戦の前で好投し)楽しんで投げられた」。来日後初めて7回先頭から登板した頼れる助っ人は、見事に起用に応えた。総力戦で勝ち取った価値ある1勝。矢野阪神が伝統の一戦で本来の姿をみせつけた。(山本 浩之)

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