阪神マルテ、球団助っ人初の巨人戦初打席初アーチ 大貢献の3出塁

[ 2019年5月15日 06:55 ]

セ・リーグ   阪神4―2巨人 ( 2019年5月14日    東京D )

2回2死、マルテは左越えソロを放つ(撮影・大森 寛明)
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 白い弾丸が黄色く染まったスタンドに突き刺さった。0―2の2回2死。巨人戦にデビューしたマルテが高橋の直球を思い切り振り抜いた。強烈なライナーはあっという間に左翼席中段へ。阪神の外国人選手が来日初の巨人戦の初打席で本塁打したのは、史上初の快挙となった。

 「いい感じでバットに当たってくれたんでね。ああいう打球をこれからもどんどん打ちたい」

 宿敵へのあいさつ代わりの一発だ。右ふくらはぎの張りで出遅れ、4月29日の中日戦から昇格したM砲にとっては、ここまで6戦全敗だったデータも関係ない。初体験の「伝統の一戦」に「どのチームが相手でもしっかり準備してやるだけだけど、きょうの雰囲気は楽しめたよ」と余裕の笑顔を見せた。この3号ソロが12打席ぶりの安打だったが、7、8回にも四球を選び3出塁と貢献した。

 メジャー通算30発の大砲ながら、角度のある飛球より、痛烈なライナーでスタンドに運ぶタイプ。1軍昇格後2週間余りがたち、フリー打撃でも本来の打球が増えている。メモリアルな一発を機に、一気に上昇気流に乗りたい。

 海の向こうの古巣からもうれしいニュースが届いた。エンゼルスに所属していた昨季、仲の良かった大谷が今季1号弾。「それは知らなかったよ」と笑ったが、お互い異国で戦っている身だけに、刺激になるはずだ。新人やベテランばかりに任せてはいられない。助っ人砲の本領をどんどん見せつけたい。(山添 晴治)

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