レッドソックス左腕セールが7回17奪三振!メジャー史上初の快投も試合は延長で敗戦

[ 2019年5月15日 14:55 ]

セールの三振数を示すレッドソックスのファン(AP)
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 レッドソックスの左腕クリス・セール(30)は14日、地元ボストンでのロッキーズ戦で今季9回目の先発。初回から2回にかけて6打者連続で三振を奪うと、7回まで108球を投げて17奪三振を記録した。

 9回での最多奪三振記録はロジャー・クレメンス(レッドソックス=過去2回)ら3投手が過去4回達成した「20」だが、7回までの記録としてはメジャー史上最多。ただしセールは3―0で迎えた7回にロ軍の主砲ノーラン・アレナド(28)に11号2ランを浴びて2点を失い、8回から登板したリリーフ陣が持ちこたえきれず、レ軍は延長11回の末に4―5で敗れて連勝は5でストップした。

 レッドソックスの投手が1試合で17奪三振を記録したのは2000年5月6日のペドロ・マルチネス(対レイズ)以来、19年ぶり。セールのこれまでの1試合最多は「15(過去3回)」だった。

 セールは開幕から5連敗を喫したが、今月3日のホワイトソックス戦で10三振を奪って今季初勝利。しかしこの日は史上に残る“快投”を見せながらも2勝目は逃した。ただし8日のオリオールズ戦でも14三振を奪っており、3試合連続で2ケタの奪三振をマークしている。なおレッドソックスは22勝20敗、ロッキーズは20勝21敗となった。
 

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