巨人007も警戒 中日 ロメロ 151キロ 剛腕の片りん「低めに集められたのが一番の収穫」

[ 2019年2月16日 05:30 ]

中日・春季キャンプ ( 2019年2月15日 )

シート打撃に登板し、力投するロメロ(撮影・椎名 航)
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 ガルシア、いなくても大丈夫!最速164キロを誇る中日の新外国人左腕のロメロ(ロイヤルズ)がシート打撃に初登板し、剛腕の片りんを見せた。打者7人を1安打だけに抑え、直球の球速も151キロを計測した。

 「自分としてはうまくいった。特にボールを低めに集められたのが一番の収穫」

 ビシエドを右飛に打ち取り、2人目の滝野に左前打を許すとスイッチが入った。福田はカウント2―2から149キロの直球で懐をえぐって見逃し三振。通算51発の和製大砲を「あそこにストレートが決まったら打てない。縦の角度も横の角度もあるので打ちづらい」と脱帽させた。剛速球だけではない。今春絶好調の石川駿は125キロのカーブで追い込み、148キロ直球で空振り三振。緩急を駆使した投球で翻弄(ほんろう)した。

 「自分としてはスピードにこだわっていない。変化球がいかにうまく決まるか。先発投手なのでいかに少ない球数で打ち取るかを重点に置いている」

 昨季13勝で勝ち頭だったガルシアが阪神へ移籍。視察した巨人・中里篤史スコアラーは「左のパワーピッチャーは少ない。ガルシアがいなくなった穴を埋める力はある」と警戒心を強めた。次は実戦へ段階を進める予定で与田監督も「右打者の内角にいい角度の球があった。大きな期待をしている」と先発陣の一角として起用するつもりだ。「日本の野球は初めて。皆の期待に応えられるようにしたい」。ガルシアの穴を補って余りある存在となりそうだ。(徳原 麗奈)

 ◆エンニー・ロメロ 1991年1月24日生まれ、ドミニカ共和国出身の28歳。08年にレイズと契約し、13年メジャーデビュー。17年ナショナルズへ移籍し、18年はパイレーツ、ロイヤルズと3球団でプレー。メジャー通算は5シーズンで137試合4勝6敗3セーブ、防御率5・12。17年のWBCドミニカ共和国代表。1メートル90、103キロ。左投げ右打ち。

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